ケムシ
ケムシ
桜の木への殺虫剤散布
毛虫は蛾の幼虫で、主に樹木やその周辺の低木、草むら、落ち葉などで産卵・孵化し、樹木の葉っぱを食害して成虫となっていきます。毒針毛を持つ毛虫は、触れたり、刺されたりすると皮膚が腫れたり、痛みを伴います。また、毒針毛を持たない毛虫でも、大量発生により不快感を与えたりします。毛虫は、発生する樹木等により多種多様で発生時期も回数も種類によって異なります。近年では、学校の校庭の桜の木などで問題となることが多くなっています。
主な種類
*モンクロシャチホコ・・・7〜8月に発生(年1回)。サクラなどの葉を激しく喰害する。
*イラガ ・・・年に1〜2回発生。毒針に刺された時の痛さは強烈。
*チャドクガ ・・・6月と9月頃の年2回発生。毒針毛あり。
*アメリカシロヒトリ・・・6〜9月にかけて年2回発生。人を刺すことはないが、サク
ラなどに大量発生する。